2014-01-01から1年間の記事一覧
26歳の若さで夭逝したロックミュージシャン。尾崎豊が 生前最後に発表したアルバムです。実を言うと最初に始めた アメブロのタイトルをこれにしようかなと思っていたことがありまして。 歌詞カードのちょうど見開きのところに書かれている言葉で、 『生きる…
僕がこのアルバムを聞いていたのは高校時代の お話であります。メンバーの一人であるジョン・ボーナムが 不慮の事故によって急逝し、それによってバンドが解散しても、 その音楽は不滅の輝きを放ち続けるレッド・ツェッペリンが BBCスタジオで行ったライブ音…
このアルバムを聴いていたのは高校生くらいのころで、 その後僕はギターをやるかと思えばまったくそういう道には 進まなかったのです…。 しかし、ここ最近はどうもこのアルバムのことを思い出す 機会が多いので、ブログに書いてみることにしました。 エリッ…
60年代を代表するロック・ミュージシャン。 ジミ・ヘンドリックスの3rdアルバムです。 あまりにも有名なので僕がどうのこうのということは 必要ないのかもしれませんが…。 このアルバムが傑作たるゆえんはジミの体を通して 自家籠薬中となった。ロック、ブル…
『孤高の天才』 という言葉がこれほどぴったり来る人がおそらく、空前絶後と 言ってもいいくらいに有名なピアニスト、グレン・グールドによる ベートーヴェンのピアノ・ソナタ12番と13番を収録したものです。 彼が製作したアルバムは、本作で76作目とのこと…
27歳という短い生涯の中で、数々の名曲を残し、現在でもエレキギターを 志す人間は、ほぼ必ず彼を通り抜けるであろうジミ・ヘンドリックスの セカンド・アルバムです。 選曲はあまり激しいものは多いわけではなく、ブルースやソウル色が おおいラインナップ…
僕は子どものころから早起きが苦手で、家の近所で行われていた ラジオ体操も、全てに出席すれば某ハンバーガーショップの タダ券と交換できるという「ニンジン」があったにせよ。 殆ど出席することはなく、せいぜい10個ほどスタンプが つけば御の字という体…
このアルバムは日本が誇る作曲家、伊福部昭氏の音楽の シリーズ中心に、選りすぐりのコンピレーションで贈る 『伊福部昭入門版』ともいえるアルバムであると思います。 僕の精神形成を作るうえで重要な要素を占めている ウルトラマンやゴジラなどの『東宝特…
「美人だなぁ…。」 ジャケットに掲載されている諏訪内晶子さんのポートレートをみて、 単純にそう思ってしまいました。 このアルバムはそんな彼女が『20世紀の名作』といわれる シベリウス「ヴァイオリン協奏曲 ニ短調」に加えて、 そのカップリングとして、…
『カラヤンの秘蔵っ子』として名高いアンネ=ゾフィー・ムター によるヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集『四季』と、 タルティーニの『悪魔のトリル』を収録した1枚です。 この作品は、彼女がドイツの現代画家であるグラウプナーの 絵画に触発されて指揮…
2010年4月12日に70歳の誕生日を迎えたジャズ界の巨匠 ハービー・ハンコックの作品であります。 コンセプトは、「平和と地球規模の責任」となのだそうで、 世界各国からジャンルを問わずミュージシャンが選ばれ、 レコーディングと映像のプロジェクトが同時進…
「スイングの王様」の異名を持つベニー・グットマンの 生誕100周年を記念して製作されたベスト・アルバムです。 地方に住んでいる女子高生が 「ジャズやるべ!」 の一声の下にブラスバンドをやる映画「スウィングガールズ」 の劇中で使用された「シング,シン…
現代ジャズ・ピアノ界の名プレーヤーの一人であるキース・ジャレットと、 これまたベース界の巨匠であるチャーリー・ヘイデンが30年ぶりに再会し、 セッションを重ねて完成されたアルバムです。 60年代には同じグループで演奏し、その後は別々の道を歩んだ二…
このアルバムは、75年の「パブロ」吹き込み初のものだそうです。 僕はこのアルバムについては、正直予備知識はまったくなく、 ただ、感覚的に借りて、聴いていたものです。 だからこそ、いいのかもしれませんが、もし僕にこのアルバムに ついての知識や演奏…
夭折のロックミュージシャン。尾崎豊が10大最後のツアーの 通算4度目の代々木オリンピック・プールでのライヴの模様を 収録した、1987年発表の2枚組アルバムであります。 このアルバムは正直なところ、僕が彼の作品の中で唯一、 レンタルで借りて聴いていた…
このアルバムは夜寝る前に聴いていて、クラシックの効果も あったのでしょうか。心地よく眠ることができたという意味で、 とても感謝しております。 指揮を執ったのはフランスの重鎮:ジャン=ピエール・ヴァレーズ という方だそうで、僕はこのアルバムを聞…
このアルバムは、日本のアニメソングを ボサノヴァアレンジでカヴァーしたことで 話題のクレモンティーヌがボサノヴァ名曲を 厳選し、歌ったものであります。 僕は今まで殆どボサノヴァを聴いたことが ないので、 「ボサノヴァってこういう感じの曲かぁ」 と…
僕は高校野球にはまったく興味はありませんが、 このアルバムはされる 人気曲を厳選した怒涛の28曲を収録した モノでございます。 演奏は日本の吹奏楽団のパイオニア、 東京佼成ウインドオーケストラによる ものであり、純粋に音楽としてとても 聞き応えがあ…
このCD-BOXは立川志の輔師匠が20年分の自らの噺のライヴ 音源から、9作を選び出して収録したものであります。 内容は新作・古典落語が両方セレクションされて入っている わけでありますが、共に「志の輔らくご」であり、 「あぁ、落語というのはこういうこと…
古今の名作落語を収録した『ベスト落語』シリーズ。 本作品に収録されているのは金原亭馬生 師匠が演じる 「笠碁」と「あくび指南」であります。 真打に昇進したのは19歳のころのことだそうで、 これは戦後の最年少記録なのだそうです。 他界されたのは54歳…
人気落語家たちの名演を集めた『ベスト落語`シリーズ。』であります。 こういうものを訊いていると、落語が文学に 与えた影響というものを考えてしまいます。 考えてみると、僕が好きな作家はたいてい、 落語が好きであると言うことを公言しており、 西村賢…
きっと本格的にジャズやクラシックを聞き込んでいる人間からすれば、 僕がここに書いていることは噴飯モノなんだろうなぁと思いつつ、 この文章を書いております。これは真実が半分、被害妄想がもう半分と いったところでありましょう。 このアルバムもまた…
このアルバムは作曲をしているグリーグもノルウェー人ならば、 演奏をしているチェロのトゥルルス・モルクも ピアノのホーヴァル・ギムセも またノルウェー人であるという布陣で演奏されている1枚であります。 2000年に録音された、グリーグの室内楽の名品…
日本を代表する若手ヴァイオリニスト・五嶋龍氏の アルバムです。ハーバード大学を卒業し、本格的に 演奏活動を開始したときのもので、僕はこれを聞き ながら、端正なルックス。卓越したヴァイオリンの 技量。ハーバード大学卒業という学歴、それに加えて 松…
ビージー・アデール。僕は彼女の事はこのアルバムを聞くまであまり 知りませんでしたが、ジャズ・ピアノ界の中では有名な方だとブックレットを 見て、初めて知りました。このアルバムはそんな彼女が日本のポップスを ジャズにアレンジして弾いたものでありま…
村上春樹の「1Q84」で話題となったヤナーチェクの 『シンフォニエッタ』僕がこのアルバムを聞く きっかけになったのはそれをヤナーチェクと同じ チェコ・ジャズ界の大物,エミール・ビクリッキーが ジャズとしてアレンジして演奏しているから、 ということで…
このアルバムはザ・ビートルズが1965年 12月3日に発売したイギリス6枚目のオリジナル アルバムでございます。製作時の エピソードとしてレコーディングは 一ヶ月程度でませたということであります。 ビートルズは結成当時はライブバンドでしたが、 いくらラ…
本アルバムは、アート・ペッパーによる伝説の ヴィレッジ・ヴァンガード・ライヴを収録した 第4弾ライヴ・アルバムであります。 僕もここ数日は彼のアルバムを聞き続けて まいりましたが、そのどれもがいいものでありました。 ここにはアルト・サックスに加…
「遊べる本屋さん」のキャッチフレーズで展開されている書店 の元ネタにもなっている名門クラブ・ヴィレッジ・ヴァンガード での歴史的ライヴを収録した第3弾アルバムであります。 僕はサックスを弾いているアート・ペッパーのことをまったく 知らずにこのシ…
本作品はアート・ペッパーの完全復活を 決定付けた伝説のヴァンガード・3デイズのうち、 2日目に行われたライヴ録音をCD化したものです。 これは個人的な思い入れなのかもしれませんが、 順風満帆な人生を送っている人間が作っているもの (実際に生きる人生…