シンフォニエッタ~ヤナーチェク・オブ・ジャズ
『シンフォニエッタ』僕がこのアルバムを聞く
きっかけになったのはそれをヤナーチェクと同じ
チェコ・ジャズ界の大物,エミール・ビクリッキーが
ジャズとしてアレンジして演奏しているから、
ということでありました。
ブックレットを読んでいると、ヤナーチェクという
作曲家はチェコに伝わる民謡を収集することが
ライフワークでありまして、それに生涯の中でも
多くの時間を費やしたのだそうです。
当然、彼の作る曲というのも、チェコの伝統音楽
の影響がふんだんに見て取れるのだそうです。
僕はこのアルバムを聞くまで一切知りません
でしたが、エミール・ビクリッキーという
ピアニストは、ピアノ・ファンの間ではすでに
話題に上っていた実力派なのだそうですね。
このアルバムではヤナーチェクをテーマにした
意欲作で、ヤナーチェクの楽曲と、
ビクリッキーのオリジナル曲から構成されて
おりますが、その哀愁に溢れたエキゾチックな響きが
胸を打つのでございました。
- アーティスト: エミール・ヴィクリッキー・トリオ,エミール・ヴィクリッキー,ジョージ・ムラツ,ルイス・ナッシュ,ラコ・トロッポ
- 出版社/メーカー: ヴィーナス・レコード
- 発売日: 2009/10/21
- メディア: CD
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