有坂汀の音楽レビュー

私、有坂汀が今まで聞いていた音楽や、最近お気に入りの音楽をアルバム中心に紹介するブログです。

2015-01-01から1年間の記事一覧

時計じかけのオレンジ オリジナル・サウンドトラック Soundtrack

鬼才・スタンリー・キューブリック監督作の バイオレンス映画で、主演を務めるのは マルコム・マクダウェル。 数多くの模倣犯を生んだことから本国であるイギリスでは つい最近まで上映もレンタルもできなかった 「いわくつき」の映画。そのサントラ盤です。…

レノン・レジェンド

元ビートルズの中心メンバーで、 解散後はソロ活動に邁進するものの、1980年12月8日に 射殺されたジョン・レノンの楽曲を集めた ベスト盤です。 僕がこのアルバムをメチャクチャ聴いていたのは高校から 大学入学にかけてのころで、今にして思えば 多感な時期…

ザ・ビートルズ アンソロジー3

後の音楽シーンに大きな影響を与えたザ・ビートルズ。 この作品は「アンソロジー」3部作の最後で、 後期の作品群、俗に『ホワイト・アルバム』と呼ばれる 『The Beatles』から解散に至るまでに録音された楽曲が 収録されております。 しかし、人間関係は破綻…

ザ・ビートルズ アンソロジー 2

伝説のロックバンド。ザ・ビートルズ。 本作はレアトラックでビートルズの歴史を振り返る 『アンソロジー』シリーズの第2弾であります。 思えば、このシリーズを初めて聞いたのは高校時代のころでしたが、 ほぼ同時に村上龍の小説も読み始めたこともあり、 …

ザ・ビートルズ アンソロジー 1

音楽をやる上で影響を受けたことがない人間を 探すほうが逆に難しいのではないかと言われる ロックバンド『ザ・ビートルズ』。 このアンソロジーボックスは3部作の第1部で、 初期の音源が収録されております。 思えば、コレを初めて聞いたのは高校時代のこと…

ヴードゥー・ラウンジ

モンスターバンド。ザ・ローリング・ストーンズが 1994年に発表したオリジナル・アルバムです。 この時期のストーンズは、長年ベースを担当していた ビル・ワイマンが脱退し、ベースにダリル・ジョーンズを 起用し、制作されたとのことです。 前作のオリジナ…

ドアーズ・ボックス・セット(2)

1960年代に一世を風靡したロックバンド。ザ・ドアーズの ボックス・セット。その第2弾です。 これを聴いていたのは「1」同様、高校時代のことであり、 遠い記憶を辿ってみると、このアルバムは買わずに近所の TSUTAYAでレンタルしたかなと思っているのですが…

ドアーズ ボックス・セット(1)

これを初めて聴いたのは、高校時代のことで、当時貰った お年玉のうち、かなりの額を割いて購入したことを この文章を書きながら思い出しておりました。 60年代音楽シーンを代表する伝説のロックバンド。 カリスマ的存在ジム・モリソン擁する「ザ・ドアーズ…

メイン・オフェンダー〜主犯〜

ローリング・ストーンズのギタリスト。キース・リチャーズが 1992年に発表したソロアルバムでスタジオ・アルバム としては2作目、4年ぶりの作品です。 スティーヴン・ジョーダンとワディ・ワクテルとの 共同プロデュースのこの作品は、前作のような豪華ゲス…

勝手にしやがれ!!

1970年代を象徴するパンクバンド。 セックス・ピストルズ。ここアルバムは彼らにとっても、 またロック史に残る名盤にしてバンド唯一の オリジナル・アルバムです。 存在を知ったのは中学時代で、実際に聞いたのは 高校か大学時代になります。 文章を書いて…

トーク・イズ・チープ

『永遠の不良』の異名をほしいままにする ザ・ローリング・ストーンズのギタリスト。 キース・リチャーズのファースト、ソロアルバムです。 僕がこれを初めて聞いたのは高校時代のことで、 今思い出すと随分背伸びしていたんだなぁと、 幾分苦笑してしまいま…

25-アート・ブレイキー・トリビュート-

実のところを言うと、このアルバムを初めて聴いたのは 2010年のころのことです。 この参加しているメンバーはデビッド・マシューズ(ピアノ)、 ルー・ソロフ(トランペット)、アンディ・スニッツァー(サックス)、 チャーネット・モフェット(ベース)、ビクター…

リュミエール

繊細で多彩な音色を自在に操る気鋭の クラシック・ギタリスト。村治香織参のことを 初めて僕が知ったのは『情熱大陸』でした。 彼女は高校卒業後、最も多感な時期にパリに 留学しており、このアルバムには彼女が吸収した フランスのテイストが存分に入ってお…

アンプラクド~アコースティック・クラプトン

エリック・クラプトンが 『MTV アンプラグド』にて行った ライヴ音源のCD化したものです。 このアルバムを聴いたきっかけと言うのは、 『愛した女性は親友の妻』 と言う何とも罪深いテーマを切々と歌い上げた 名曲『いとしのレイラ』のアコースティック版が …

明日に架ける橋/サイモン&ガーファンクル

これを聴いていたのは確か、気にならないといえば ウソになるけれども、女性の過去を含めた上で愛せるか? そんなことを考えていた時期であり、先述した結論が 男としての自分の立場ではあるまいか。 自分にしたって、もし彼女があるのならば、 彼女に過去の…

風のしるし-左手のためのピアノ作品集

ピアニスト、舘野泉。僕が舘野氏のことを知ったのは漫画家 山田玲司氏の対談漫画『絶望に効くクスリ』からでありました。 40年に及ぶ演奏活動と100枚以上のアルバムをリリース してきたというキャリア持つ舘野氏が脳梗塞に倒れ、 3年間のリハビリの末に右手…

シティ・オブ・エンジェルズ

『ベルリン・天使の詩』 のリメイク版であり、ヒロインはメグ・ライアンという ロマンス映画のサントラ版です。 僕はこの映画は何度も見直し、サントラも聞き倒して 降りますのでこうした文章をしたためて いるわけですが、何度聞いても素晴らしいものです。…

残響

現在もアーティスト。俳優として 第一線で活躍する福山雅治氏のアルバムです。 ここに取り上げておいてこういうことを書くのは何ですが、 僕はそんなに福山雅治のディープなファンではありません。 ただ、アーティストとしての彼の力量は折り紙つきで、 さら…

ザ・ベスト・オブ・ボブ・ディラン

僕が敬愛してやまないみうらじゅん先生や、 アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズを初めとして、 多大な人間に影響を与えた詩人であり、ミュージシャンの ボブ・ディラン。 このアルバムは膨大なアルバムを発表し、また『傑作』 と呼ばれる作品も多い…

リスト:超絶技巧練習曲

アリス=紗良・オット。 彼女の僕が初めてことを知ったのはかなり昔に見た『情熱大陸』に 彼女が出演していた回でした。これは僕の偏見であることは 重々承知の上ですが、クラシック系のアーティストの女性は 押しなべて美人が多いような気がして仕方がない…

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 オリジナルサウンドトラック

僕がメインで運用しているアメブロの過去記事を読んでいたら、 この作品についての記事が出てきて、 「これはリライトしないとな」 とおもってこっちに「転載」することに致しました。 2008年に劇場公開された 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 』 のオリジナ…

映画「ハゲタカ」オリジナル・サウンドトラック Soundtrack

NHKで放送されていたドラマ版が大反響を呼び、 映画化された『ハゲタカ』のサントラ盤です。 ヴォーカルが入っている曲はエンディングテーマである エミリ・ブロンテの詩『富は問題にならぬ』を歌った 19.『ROAD TO REBIRTH〜a chainless soul〜』 だけで、…

祈り~未来への歌声 SHM-CD

これは非常に個人的な話になりますが、この文章を書く前日、 とあるセミナーに出席しておりました。 その内容は2つのNPO邦人に代表者による講演で、『3.11』 東日本大震災のボランティアに関連し、震災当時から現地の 状況を報告したもので、とても参考にな…

ウィ・ウィル・ロック・ユー ~クイーン・クラシックス

僕がこのアルバムを聞いたのはまったくの偶然でした。 ビートルズ来日の年をその名に掲げた、4人からなる クラシカルユニットである『1966カルテット』 若い娘さんで構成されたこのユニットは2010年CD 「ノルウェーの森 ~ビートルズ・クラシックス」 でデ…

誕生

26歳の若さで世を去ったロックミュージシャン。尾崎豊が 1990年11月にリリースされた通算5枚目のアルバムです。 実は僕はこのアルバムが一番好きで、再起をかけて自分のすべてを 注ぎ込んでいた彼の意気込みが前面に伝わってくるからです。 収録楽曲もCDにし…