メイン・オフェンダー〜主犯〜
ローリング・ストーンズのギタリスト。キース・リチャーズが
1992年に発表したソロアルバムでスタジオ・アルバム
としては2作目、4年ぶりの作品です。
スティーヴン・ジョーダンとワディ・ワクテルとの
共同プロデュースのこの作品は、前作のような豪華ゲストも
,曲調も多彩ではないものの、ギターとドラムスの絡みを
中心に硬質のバンド・サウンドをくみ上げており、
骨太なロックを我々に聞かせてくれるのです。
ちなみに、日本版のボーナス・トラックである
「キー・トゥ・ザ・ハイウェイ」は1991年の録音で、
元々はジョニー・ジョンソンのアルバム
『Johnny B. Bad』に収録されていたヴァージョンだそうです。
キース自身はこのアルバムの演奏に参加しただけでなく、
プロデューサーとしてもクレジットされております。
個人的に好きな曲は
『9. ウィル・バット・ユー・ウォント』
や
『8. ランニン・トゥー・ディープ 』
さらには
『4. ワーズ・オブ・ワンダー 』
がよいです。