トーク・イズ・チープ
『永遠の不良』の異名をほしいままにする
ザ・ローリング・ストーンズのギタリスト。
キース・リチャーズのファースト、ソロアルバムです。
僕がこれを初めて聞いたのは高校時代のことで、
今思い出すと随分背伸びしていたんだなぁと、
幾分苦笑してしまいますが、そのカッコよさは
時を経ても少しも古びるものではなく、
彼の奏でるギターとヴォーカルの持つスリルとコクが
矛盾なく同居したつくりには聞いていて心地よい「陶酔感」を
もたらすことでしょう。
このアルバムの中ではキース・リチャーズが全曲
リード・ボーカルを担当しており、そのなかでも
「メイク・ノー・ミステイク」
キース・リチャーズとサラ・ダッシュの
デュエット・ボーカルがフィーチャーされた事も話題となりました。
個人的には「ストラグル」や「テイク・イット・ソー・ハード」
などの曲が耳に残っております。
ジャケットで不敵な表情を浮かべるキースのポートレート写真も
これまたニクいぐらいにかっこいいです。