有坂汀の音楽レビュー

私、有坂汀が今まで聞いていた音楽や、最近お気に入りの音楽をアルバム中心に紹介するブログです。

ピアノ

R;K works サティ・ピアノ・アルバム

RYUICHI名義でLUNA SEAおよびTourbillonのボーカリストを担当 している事でも有名な河村隆一氏ことЯ・Kが クラシカル・ミュージックに初挑戦した作品になります。 僕がこの作品を聴いていたのは中学か高校時代の事で、 庵野秀明監督が撮影した初めての実写映…

ベスト・オブ ハワード・ジョーンズ

このアルバムは1980年代イギリスの ニュー・ウェイブ・シーンの代表のひとり、 ハワード・ジョーンズのヒット曲を収録した ベスト盤です。 僕がハワード・ジョーンズの存在を知ったのは 尾崎豊の本とライブの中で、尾崎豊が20歳の時に 1年間、音楽活動を休止…

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年録音)

この人にとって始まりと終わりは同じところにあった。 そんなことを僕に感じさせたアルバムです。 伝説のピアニスト、グレン・グールドは1955年にこの作品の センセーショナルなパフォーマンスで一躍有名となり、 その26年後。同じ曲を収録し、結果的にそれ…

風のしるし-左手のためのピアノ作品集

ピアニスト、舘野泉。僕が舘野氏のことを知ったのは漫画家 山田玲司氏の対談漫画『絶望に効くクスリ』からでありました。 40年に及ぶ演奏活動と100枚以上のアルバムをリリース してきたというキャリア持つ舘野氏が脳梗塞に倒れ、 3年間のリハビリの末に右手…

リスト:超絶技巧練習曲

アリス=紗良・オット。 彼女の僕が初めてことを知ったのはかなり昔に見た『情熱大陸』に 彼女が出演していた回でした。これは僕の偏見であることは 重々承知の上ですが、クラシック系のアーティストの女性は 押しなべて美人が多いような気がして仕方がない…

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.5(第12,13番)(紙ジャケット仕様)

『孤高の天才』 という言葉がこれほどぴったり来る人がおそらく、空前絶後と 言ってもいいくらいに有名なピアニスト、グレン・グールドによる ベートーヴェンのピアノ・ソナタ12番と13番を収録したものです。 彼が製作したアルバムは、本作で76作目とのこと…

ジャスミン

現代ジャズ・ピアノ界の名プレーヤーの一人であるキース・ジャレットと、 これまたベース界の巨匠であるチャーリー・ヘイデンが30年ぶりに再会し、 セッションを重ねて完成されたアルバムです。 60年代には同じグループで演奏し、その後は別々の道を歩んだ二…

グリーグ:室内楽曲集

このアルバムは作曲をしているグリーグもノルウェー人ならば、 演奏をしているチェロのトゥルルス・モルクも ピアノのホーヴァル・ギムセも またノルウェー人であるという布陣で演奏されている1枚であります。 2000年に録音された、グリーグの室内楽の名品…

バッハ:2台のピアノのための協奏曲第2番、モーツァルト:2台のピアノのための協奏曲

このアルバムを聞くきっかけは別に 何とはなしだったのでありましたが、 聞いて良かったです。 このアルバムは「クラシック名盤999ベスト&モア」 シリーズ第4期だそうで、録音年:は1956/1955 なのだそうですが、今聞いていても本当に音室が クリアーで、これ…

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」/シューマン:ピアノ協奏曲 他

僕はこのアルバムを聞くまでは一切知らなかったの ですが、このアルバムでピアノを弾いている エフゲニー・キーシンという方は斯界の「神童」 と囁かれていた方だそうで、その演奏を聴いていても 「あ、なるほどなぁ」 と思わせるものでありました。 本作に…

超入門ジャズ

ジャズの名曲、名演を2枚にたっぷりと収録したアルバムです。 全30曲分、時間に換算すると2時間以上もあるアルバムを一気に聞いたので、 それなりに根気と集中力がいるものでございました。しかし、それだけの 見返りがあり、今の今まで 「あ、この曲は今ま…

ハンク・ジョーンズ~ザ・グレイト・ジャズ・トリオ~ / ラスト・レコーディング

毎度のことでございますが、僕はジャズを聴いているときは アーティストのことはほとんど知らない、もしくは 名前くらいは…。という程度の事前知識しかなく、聴き終えて 背景を調べて書いているというなんとも『泥縄』のブログ記事で ございます。今回聞いて…