ジャスミン
現代ジャズ・ピアノ界の名プレーヤーの一人であるキース・ジャレットと、
これまたベース界の巨匠であるチャーリー・ヘイデンが30年ぶりに再会し、
セッションを重ねて完成されたアルバムです。
60年代には同じグループで演奏し、その後は別々の道を歩んだ二人で
ありましたが、邂逅をし、ジャズ・スタンダードナンバーをプレイ
するわけであります。
それぞれの世界の一人者である二人の演奏は、とても美しく、
聞いていなんとも心地よいものでありました。
選曲には3年の時間をかけ、熟慮に熟慮を重ねたことがとても伺えます。
そこの中にあるものは、キースとチャーリーが互いのことを思っていた
ということが察せられるのでありました。
CDを1枚丸々通して聞いていて、こわばった心が解きほぐされるようで、
正直なところ、このアルバムについての予備知識が全くなく、
これはいい『掘り出し物』だわいと、つくづくそう思ってしまいました。
ジャズに関しては相当行き当たりばったりの部分があるのですが、
それはそれでよいのかもしれません。
- アーティスト: キース・ジャレット&チャーリー・ヘイデン,キース・ジャレット,チャーリー・ヘイデン
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2010/05/05
- メディア: CD
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