レッツ・スイング! -ザ・ベスト・オブ・ベニー・グッドマン
「スイングの王様」の異名を持つベニー・グットマンの
生誕100周年を記念して製作されたベスト・アルバムです。
地方に住んでいる女子高生が
「ジャズやるべ!」
の劇中で使用された「シング,シング,シング」で改めて脚光を
浴びたことでも知られております。
『聴いて楽しい、踊れるダンス音楽=スイング・ジャズ!』
ということで、これを聴いているととても心地よい気分に
なれました。
収録されている曲のほとんどは初めて聴くものばかりでしたが、
それでも1枚通して聴いてみると、なんとも味わい深いもので、
おもわず踊り狂いたくなるわけですが、それやってしまうと、
さまざまな方面からお叱りを受けてしまうので「断腸の思い」
それはやめましたが、個人的なこととして、10代や20代の
頃はこういう音楽には見向きもしませんでしたが、俗に言う
『中年』の年齢に差し掛かったころにこういうものを聞くと、
不思議な心地になれる。そんなことを考えさせてくれる1枚で
ございました。