有坂汀の音楽レビュー

私、有坂汀が今まで聞いていた音楽や、最近お気に入りの音楽をアルバム中心に紹介するブログです。

アンプラクド~アコースティック・クラプトン

エリック・クラプトン

『MTV アンプラグド』にて行った

ライヴ音源のCD化したものです。

このアルバムを聴いたきっかけと言うのは、

『愛した女性は親友の妻』

と言う何とも罪深いテーマを切々と歌い上げた

名曲『いとしのレイラ』のアコースティック版が

とても素晴らしく、一時期はそればかり聴いて

いたものですが、以前とある方に、

「『ノーバディ・ノウズ』もいいよ。」

と言われ、改めてその曲を聴いて、素晴らしさに

感動したからです。ここから先の事は拙著

『生産性はなくても本は出せる』

や元になったブログの記事にも書きましたがあえて再掲載

いたしますと、

「この歌のとおりだよ。いいときには友達ヅラして

擦り寄ってくるヤツは大勢いたよ。だけどねぇ、

いざ自分が経済的に傾いてきたときにはそういう

風にして近づいてきたやつらはみんな潮が引くように

して離れていったんだ。それは見事なものだったよ。」

とのこと。

「それとねぇ、ヒトをあてにしちゃあダメ。肝心なときは

誰も守っちゃくれないんだ。それが当たり前のことなんだよ。

僕はそれを身をもって知ったよ。そんなモンなんだよ。

僕は今までの人生経験でイヤというほどそれを知ったんだ。

自分のことは、自分で始末をつけるんだよ。」

とのことで、このアルバムを聴くたびに当時のことが偲ばれます。