ヴードゥー・ラウンジ
モンスターバンド。ザ・ローリング・ストーンズが
1994年に発表したオリジナル・アルバムです。
この時期のストーンズは、長年ベースを担当していた
ビル・ワイマンが脱退し、ベースにダリル・ジョーンズを
起用し、制作されたとのことです。
前作のオリジナル・スタジオ録音作
『スティール・ホイールズ』以来5年ぶりの
作品です。
僕がこのアルバムを買って聞いていたのは高校時代のことで、
これがストーンズのアルバムを初めて自分で買った経験
なのかなと、文章を書きながら思い出しておりました。
僕も読んだ記憶があるのですが、日本語版CDでは
小説も歌詞カードとともに掲載されております。
最初に収録されている
「ラヴ・イズ・ストロング」
や
「ユー・ガット・ミー・ロッキング」
は時を経た現在でも時々テンションを上げるために
口ずさむことがあります。
発売当初はいろいろと毀誉褒貶があったそうですが、
ストーンズの原点であるブルースを大胆に解釈した
内容の濃さに加えて、『ウォズ・ノット・ウォズ』
などの活躍で知られるドン・ウォズ の息の合った
コンビネーションなどが注目を浴び、
結果的に彼らの音楽的な手腕を知らしめたアルバムと
なっております。