このCD-BOXは立川志の輔師匠が20年分の自らの噺のライヴ 音源から、9作を選び出して収録したものであります。 内容は新作・古典落語が両方セレクションされて入っている わけでありますが、共に「志の輔らくご」であり、 「あぁ、落語というのはこういうこと…
古今の名作落語を収録した『ベスト落語』シリーズ。 本作品に収録されているのは金原亭馬生 師匠が演じる 「笠碁」と「あくび指南」であります。 真打に昇進したのは19歳のころのことだそうで、 これは戦後の最年少記録なのだそうです。 他界されたのは54歳…
人気落語家たちの名演を集めた『ベスト落語`シリーズ。』であります。 こういうものを訊いていると、落語が文学に 与えた影響というものを考えてしまいます。 考えてみると、僕が好きな作家はたいてい、 落語が好きであると言うことを公言しており、 西村賢…
きっと本格的にジャズやクラシックを聞き込んでいる人間からすれば、 僕がここに書いていることは噴飯モノなんだろうなぁと思いつつ、 この文章を書いております。これは真実が半分、被害妄想がもう半分と いったところでありましょう。 このアルバムもまた…
このアルバムは作曲をしているグリーグもノルウェー人ならば、 演奏をしているチェロのトゥルルス・モルクも ピアノのホーヴァル・ギムセも またノルウェー人であるという布陣で演奏されている1枚であります。 2000年に録音された、グリーグの室内楽の名品…
日本を代表する若手ヴァイオリニスト・五嶋龍氏の アルバムです。ハーバード大学を卒業し、本格的に 演奏活動を開始したときのもので、僕はこれを聞き ながら、端正なルックス。卓越したヴァイオリンの 技量。ハーバード大学卒業という学歴、それに加えて 松…
ビージー・アデール。僕は彼女の事はこのアルバムを聞くまであまり 知りませんでしたが、ジャズ・ピアノ界の中では有名な方だとブックレットを 見て、初めて知りました。このアルバムはそんな彼女が日本のポップスを ジャズにアレンジして弾いたものでありま…
村上春樹の「1Q84」で話題となったヤナーチェクの 『シンフォニエッタ』僕がこのアルバムを聞く きっかけになったのはそれをヤナーチェクと同じ チェコ・ジャズ界の大物,エミール・ビクリッキーが ジャズとしてアレンジして演奏しているから、 ということで…
このアルバムはザ・ビートルズが1965年 12月3日に発売したイギリス6枚目のオリジナル アルバムでございます。製作時の エピソードとしてレコーディングは 一ヶ月程度でませたということであります。 ビートルズは結成当時はライブバンドでしたが、 いくらラ…
本アルバムは、アート・ペッパーによる伝説の ヴィレッジ・ヴァンガード・ライヴを収録した 第4弾ライヴ・アルバムであります。 僕もここ数日は彼のアルバムを聞き続けて まいりましたが、そのどれもがいいものでありました。 ここにはアルト・サックスに加…
「遊べる本屋さん」のキャッチフレーズで展開されている書店 の元ネタにもなっている名門クラブ・ヴィレッジ・ヴァンガード での歴史的ライヴを収録した第3弾アルバムであります。 僕はサックスを弾いているアート・ペッパーのことをまったく 知らずにこのシ…
本作品はアート・ペッパーの完全復活を 決定付けた伝説のヴァンガード・3デイズのうち、 2日目に行われたライヴ録音をCD化したものです。 これは個人的な思い入れなのかもしれませんが、 順風満帆な人生を送っている人間が作っているもの (実際に生きる人生…
1967年にジョン・フォガティを中心に結成し、 ブルース&カントリー・ロックといった 南部サウンドで、デビューから70年代にかけて 人気だったクリーデンス・クリアウォーター・リバイバル。 僕がこのバンドの存在を知ったのは森達也さんの 『放送禁止歌』と…
本作は1960~1970年代のアメリカン・ロックの歴史の中で 独特の魅力を放ち、根強い人気を誇るザ・ドアーズの デビュー・アルバムです。僕がドアーズを聞いていたのは ちょうど高校時代のことで、暗黒に塗りつぶされた高校生活のうち、 こういう音楽や映画、本…
ぼくが野口雨情のことを知ったのは、確か中学時代の ことで、現在でも愛唱されている童謡や歌謡曲も たくさん書いていらした詩人であることをこのアルバムを 聴いて改めて良くわかりました。歌詞をよく 聴いてみると、野口雨情は2012年に生誕130周年を迎えた…
このアルバムを聞くきっかけは別に 何とはなしだったのでありましたが、 聞いて良かったです。 このアルバムは「クラシック名盤999ベスト&モア」 シリーズ第4期だそうで、録音年:は1956/1955 なのだそうですが、今聞いていても本当に音室が クリアーで、これ…
僕はブックレットを読むまではまったく知りませんでしたが、 このレッド・ガーランドというジャズメンは1977年に復帰 するまでに長らく音楽活動から離れていたのだそうですね。 本作は彼の再起第1作だそうで、マイルス・デイヴィス・グループ ゆかりのメンバ…
僕はこのアルバムを聞くまでは一切知らなかったの ですが、このアルバムでピアノを弾いている エフゲニー・キーシンという方は斯界の「神童」 と囁かれていた方だそうで、その演奏を聴いていても 「あ、なるほどなぁ」 と思わせるものでありました。 本作に…
このアルバムは昨日の夜に聞いておりました。 ドヴォルザークといえば交響曲『新世界』などが メジャーどころでありますが、こういう 弦楽四重奏曲も素晴らしいものがあり、これを聞きながら コーヒーを口にするのはこの上もない至福の時間で あるということ…
夜中に聞いていたジャズのアルバムで、 僕はブックレットに書かれていること以外の 予備知識はなかったのですが、むしろそれが よかったのかもしれません。札幌で学生時代を 送っていた頃、こういうジャズを流しながら、 濃いコーヒーを提供している店がいく…
「ベスト落語」シリーズ。今回は本作は五代目・古今亭今輔の 「お婆さんの縁談(おばあさんのえんだん)」 「峠の婆さん(とうげのばあさん)」 を収録したものであります。演目を聞きながらブックレットに掲載されている プロフィールを眺めていると、真打に昇進…
八代目春風亭柳枝師匠の落語を収録した、 人気落語家たちの十八番を中心に収録した 『ベスト落語』シリーズであります。 経歴を見てみると、戦時中に真打へと昇進し、 ニッポン放送にて「お血脈」という演目を収録中に脳溢血で 倒れ、53歳の若さで亡くなった…
落語がそんなに詳しくない自分でも、古今亭志ん生の名前は きいており、演じられている名目も 『火炎太鼓(与太郎噺)』 『そば清(滑稽噺)』 『饅頭恐い(長屋噺)』 というなればスタンダードナンバーであり、それをじっくりと 聴かせてくれるものでありました…
『ベスト落語』シリーズの五代目・桂文枝師匠の 「立切れ」と「瘤弁慶」の2つを収録したものです。 年末年始にこういう噺を聞きながらすごすというのも、 なんともオツなものでありまして、この文章を書きながら、 畳を雑巾がけしていたことが思い出されて、…
「ベスト落語」シリーズの本作は四代目 柳亭痴楽の 「痴楽つづり方狂室 -恋愛編-(ちらくつづりかたきょうしつ)」 「桃太郎(ももたろう)」 の2編を収録したものでございます。 この作品もまた、2013年の大掃除の友として聞いていたもので、 とても面白かった…
人気落語家たちの十八番を中心に収録した 『ベスト落語』シリーズの続編であります。 僕がこれを聞いていたのは2013年の年末。 大掃除をしながらで、こういうのも良いなぁと、 思いながら聞いておりました。 本CDに収録されている作品は、 「野ざらし」「ガ…
ジャズの名曲、名演を2枚にたっぷりと収録したアルバムです。 全30曲分、時間に換算すると2時間以上もあるアルバムを一気に聞いたので、 それなりに根気と集中力がいるものでございました。しかし、それだけの 見返りがあり、今の今まで 「あ、この曲は今ま…
巨匠・スタンリー・キューブリックが生前 最後に監督した映画 『アイズ・ワイド・シャット』 僕はキューブリック監督の映画を 高校時代に見て、大きなショックを受けていて、サントラもいくつか 購入していたわけですが、その中の1枚がこれでありました。 な…
このアルバムは日本のジャズ・ミュージシャンによる ロック・カヴァー集。いってみればコンピレーション アルバムです。収録されているラインナップは ローリング・ストーンズ、ドアーズ、 サンタナなど1960年~70年代洋楽ロックの 名曲カヴァーがセレクトさ…
このアルバムは日本のジャズ・ミュージシャンによる ポップス・カヴァー集であります。収録されている楽曲は 【収録内容】 *は初CD化1. SCARBOROUGH FAIR 猪俣猛とサウンド・リミテッド2. EL CONDOR PASA -コンドルは飛んで行く 猪俣猛3. THE SOUND OF SILEN…