読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

有坂汀の音楽レビュー

私、有坂汀が今まで聞いていた音楽や、最近お気に入りの音楽をアルバム中心に紹介するブログです。

街路樹(2枚組スペシャルエディション)(Blu-spec CD)

ロックミュージシャン。尾崎豊がリリースした4枚目の

アルバムです。彼が無期限活動休止宣言の後に、

1986年5月に渡米し、翌1987年1月に帰国。その1年間の

NYでの孤独な生活や、レコード会社の移籍、さらには自身の

覚醒剤所持による逮捕。謹慎処分を経た上で日の目を

見たという経緯があり、彼の作品の中でも飛びぬけて

暗い内容に仕上がっております。本人曰く、

「出したくもないレコードを作らされた」

「俺はアーティストという名の奴隷だった」

とまで発言したというエピソードがあり、そういうものを

知った上で聞くと、より深い世界に入っていくことが

出来るかと思います。歌詞の世界も『10代三部作』

で見せたようなみずみずしさは影を潜め、その代わりに

荒涼とした世界が描き出されております。

このヴァージョンで特筆しているのは

「これを入れたら絶対に売れるからこれだけは

収録しない」

とまで生前に宣言していた『核(CORE)』のシングル版。

これはアルバムに収録されているヴァージョンとは

打って変わって狂気全開の歌い方で、聴いていて胸が

潰れそうになります。そして、彼の曲の中でもっとも

『重い』内容の曲といえる『太陽の破片』これがようやく

収録されていることは重要なことであると思います。

僕はこのアルバムをはじめて聴いたときの頃は、

あまりにこれを聴きすぎてディスクが歪んでしまった事を

思い出してしまいました。ときどき今もここに

収録されている『街路樹』や『遠い空』を

聴きたくなるときがあります。

 

街路樹(2枚組スペシャルエディション)(Blu-spec CD)

街路樹(2枚組スペシャルエディション)(Blu-spec CD)

   

 

広告を非表示にする