ヴードゥー・ラウンジ
モンスターバンド。ザ・ローリング・ストーンズが
1994年に発表したオリジナル・アルバムです。
この時期のストーンズは、長年ベースを担当していた
ビル・ワイマンが脱退し、ベースにダリル・ジョーンズを
起用し、制作されたとのことです。
前作のオリジナル・スタジオ録音作
『スティール・ホイールズ』以来5年ぶりの
作品です。
僕がこのアルバムを買って聞いていたのは高校時代のことで、
これがストーンズのアルバムを初めて自分で買った経験
なのかなと、文章を書きながら思い出しておりました。
僕も読んだ記憶があるのですが、日本語版CDでは
小説も歌詞カードとともに掲載されております。
最初に収録されている
「ラヴ・イズ・ストロング」
や
「ユー・ガット・ミー・ロッキング」
は時を経た現在でも時々テンションを上げるために
口ずさむことがあります。
発売当初はいろいろと毀誉褒貶があったそうですが、
ストーンズの原点であるブルースを大胆に解釈した
内容の濃さに加えて、『ウォズ・ノット・ウォズ』
などの活躍で知られるドン・ウォズ の息の合った
コンビネーションなどが注目を浴び、
結果的に彼らの音楽的な手腕を知らしめたアルバムと
なっております。
ドアーズ・ボックス・セット(2)
1960年代に一世を風靡したロックバンド。ザ・ドアーズの
ボックス・セット。その第2弾です。
これを聴いていたのは「1」同様、高校時代のことであり、
遠い記憶を辿ってみると、このアルバムは買わずに近所の
TSUTAYAでレンタルしたかなと思っているのですが、
こうして今思い返して文章を書いていると、改めて
の残した音楽は偉大であり、僕の人格形成に多大なる影響を
与えてくれて物だな、ということを実感せずにはいられません。
ここに収録されているのは67~70年にかけてのコンサート、あるいは
スタジオ・ライヴ音源+デモ音源と新たに編成した
ものであり、こういうものを購めるのは筋金入りの「マニア」
ですし、現在ではどうやら「廃盤」扱いになっている
発売されていると良いのですが…。
個人的に印象に残っている曲は、
「ハロー・アイ・ラヴ・ユー(デモ・テイク)」や
アルバムのタイトルにもなっている
「ハートに火をつけて」
「L.A.ウーマン 」
などがよろしいのかなと…。
ドアーズ ボックス・セット(1)
これを初めて聴いたのは、高校時代のことで、当時貰った
お年玉のうち、かなりの額を割いて購入したことを
この文章を書きながら思い出しておりました。
60年代音楽シーンを代表する伝説のロックバンド。
カリスマ的存在ジム・モリソン擁する「ザ・ドアーズ」
のボックス・セットを2つに分けて再発するシリーズで、
本作はその第1弾です。
今思えば、こういうボックスセットは、先に
オリジナル・アルバムを聴いてから「外典」として
聴くべきであって、イキナリこういうものを聴くのは
余りいいことではありません。
それでも、この2枚組みアルバムは貴重な音源を
収録しており、67~70年にかけてのコンサート/
スタジオ・ライヴ音源+貴重なデモ音源とライヴ音源
であり、ファンにとってはたまらないものであると思います。
その中で僕がよく聴いていた曲は
「ヒアシンスの家(デモ・テイク) 」
「ブラック・トレイン・ソング 」
「ロードハウス・ブルース 」
そして
「ジ・エンド(ライヴ)」
です。
メイン・オフェンダー〜主犯〜
ローリング・ストーンズのギタリスト。キース・リチャーズが
1992年に発表したソロアルバムでスタジオ・アルバム
としては2作目、4年ぶりの作品です。
スティーヴン・ジョーダンとワディ・ワクテルとの
共同プロデュースのこの作品は、前作のような豪華ゲストも
,曲調も多彩ではないものの、ギターとドラムスの絡みを
中心に硬質のバンド・サウンドをくみ上げており、
骨太なロックを我々に聞かせてくれるのです。
ちなみに、日本版のボーナス・トラックである
「キー・トゥ・ザ・ハイウェイ」は1991年の録音で、
元々はジョニー・ジョンソンのアルバム
『Johnny B. Bad』に収録されていたヴァージョンだそうです。
キース自身はこのアルバムの演奏に参加しただけでなく、
プロデューサーとしてもクレジットされております。
個人的に好きな曲は
『9. ウィル・バット・ユー・ウォント』
や
『8. ランニン・トゥー・ディープ 』
さらには
『4. ワーズ・オブ・ワンダー 』
がよいです。
勝手にしやがれ!!
1970年代を象徴するパンクバンド。
セックス・ピストルズ。ここアルバムは彼らにとっても、
またロック史に残る名盤にしてバンド唯一の
オリジナル・アルバムです。
存在を知ったのは中学時代で、実際に聞いたのは
高校か大学時代になります。
文章を書いていて思い出したのですが、
大学時代に出会った人の中にSさんという方がいて、
10代のときにセックス・ピストルズとニルヴァーナに
影響を受け、高校を中退。パンクバンドを組んでいたときに
結婚し、僕と出会う直前に離婚を経験した、
という方がおりまして、彼とはあまりいい別れ方をして
おりませんので、大学を離れて以降は現在に至るまで
一度も会っておりませんし、これからも恐らく会う事は
残念ながらないのでしょうが、Sさんのご多幸をお祈りしつつ。
やっぱり僕は『ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン』が
マストです。