Heart Song
日本のポップスが好きで日本に留学し、帰国するも
日本恋しさに再来日し、歌手として活動をしている
アメリカ人ソウル・シンガー“クリス・ハート”の
デビュー・アルバムです。デビュー作は
日本のポップス大好きな彼らしく、
収録されている全13曲はすべて我々日本人が
ずっと愛聴してきた楽曲ばかりで、これが
ソウルシンガーである彼の手にかかると、こんなにも
素晴らしい楽曲に生まれ変わるのだということを、
改めて聴いて悟りました。僕が彼の存在と歌を
知ったのはYoutubeにアップされていたある
喉自慢番組の内容からで、審査員や出演者たちが
ため息の出るほどの歌声であったことを、
この文章を書きながら思い出しました。
ドリカムの『LOVE LOVE LOVE』や、
JUJUの『奇跡を望むなら』も素晴らしい楽曲で、
感動しましたが、とりわけハイライトはえいが
『世界の中心で、愛をさけぶ。』の主題歌である
『瞳をとじて』でありました。あの歌の持つ
素晴らしさが彼の歌声で増幅されていて、
これを聴くたびにザワッとしてくるのでした。
このアルバムは一聴の価値があるかと思います。