能楽囃子~至高の四重奏
このCDを僕はなぜか埴谷雄高氏の小説『死霊』を読みながら
聞いていました。作品世界と妙にマッチしておりました。
日本の古典芸術を代表する“能”の音楽「能楽囃子」を収録した楽曲で、
聞くきっかけになったのは単なる偶然だったのですが、結果としては
よかったのでそれはそれでいいかなと思っております。
僕はそっちの世界の事はまったくわからないのですが、ここで
使用されている楽器は四拍子と言われる「笛」「鼓」「大鼓」
「太鼓」のみによって演奏されるもので、その独特な世界観が焼き
付けられていて、聞いていてとても心地よかったです。
内容説明によると、『究極のアンサンブルを最高のメンバーで収録』
だそうで、まったく予備知識が無いままこの文章を書いている
わけですが、これを読んでさもありなんと思ってしまいました。
こういう楽曲が流れているのはNHKが確か多かったり、DVDもリリース
されているので、もっとほかのものも聞いたり見たりしてみようかなと、
そんなことを考えております。
- アーティスト: 能・狂言,観世寿夫,藤田大五郎
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2000/08/02
- メディア: CD
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