グレイテスト・ヒッツ VOL.2
高校時代から僕は洋楽アルバムを聞き始めたのですが、
その仲でも良く聞いていたもののひとつが、このクイーンでございました。
そのベストアルバム第2弾です。ここでは後期の楽曲が収録されていて、
『オペラ・ロック』と評された彼らの表現スタイルが如何なく発揮されております。
収録されている楽曲はアルバム『ホット・スペース』から『イニュエンドウ』
(いわゆる後期クイーン)より選ばれた17曲で、ヴォーカルの
フレディ・マーキュリーがエイズによって他界する一ヶ月前にリリースされた、
いうなれば彼にとって『遺作』というべきアルバムなのかもしれません。
イギリス国内では現在までに360万枚を売り上げ、
イギリス史上7番目に売れたアルバムであるそうです。その理由も頷けます。
オープニングに収録されている『カインド・オブ・マジック』の素晴らしさや、
『アイ・ウォント・イット・オール』の勇ましい曲展開。逃れることの出ない『死』という
運命に立ってフレディ・マーキュリーが描いた『イニュエンドウ 』途中に流れる
スパニッシュ・ギターのソロはプログレシッシブ・ロックバンドの『YES』のメンバーである
スティーブ・ハウによるものなのだそうです。それと同じ流れをくむ
『ショウ・マスト・ゴー・オン』これも聞いていてなかせる曲です。華麗な曲でサビの
『ショーは続いていく』
というコーラス部分を歌うときに、一体フレディ・マーキュリーは
何を考えていたのでしょうか?そして日本版の
ボーナストラックに収録されている
『ボーン・トゥ・ラヴ・ユー』これはこの作品はフレディの死後
に、残る3人
木村拓哉が主演した『プライド』というテレビドラマや、
複数のCMに使われたことがあるので、
聞いたことがあるという方も多いのかもしれません。とにもかくにも
何度聞いても飽きの来ない素晴らしい楽曲が勢ぞろいなので、これを聞いてから、
彼らの残した偉大な軌跡を辿るために、それぞれのオリジナルアルバムを
聞いてみるというのも一興ではないでしょうか?
- アーティスト: クイーン,デヴィッド・ボウイ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
- 発売日: 2013/03/06
- メディア: CD
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