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有坂汀の音楽レビュー

私、有坂汀が今まで聞いていた音楽や、最近お気に入りの音楽をアルバム中心に紹介するブログです。

ベスト落語 八代目 桂文楽 「寝床」「悋気の火の玉」

人気落語家たちの名演を集めた『ベスト落語`シリーズ。』であります。

こういうものを訊いていると、落語が文学に

与えた影響というものを考えてしまいます。

考えてみると、僕が好きな作家はたいてい、

落語が好きであると言うことを公言しており、

西村賢太氏はもちろんのこと、本人曰く、

『土中三年時代』を過ごしていた時期の町田康氏も、

日がな一日酒を飲みながら時代劇と僕書と

落語の日々があったのだそうで、それらが

現在の「町田文学」に昇華しているのだと思うと、

とても感慨深いものがあります。

とまあ、本題に戻りますと、ここに収録されている演題は

「寝床(ねどこ)」と

「悋気の火の玉(りんきのひのたま)」

の2編でございまして、ブックレットを読むと、

「寝床」は「下手の横好き」の旦那が聞き

たくもない芸を聞かせる

ジャイアンリサイタル

のような話であったり、「悋気の火の玉」は

文楽のヴァージョンがあるのだそうですね。

これはいわく「江戸ネタ」というもので

上方にはないのだそうです。

こういう世界があるのもいいものでございます。

 

ベスト落語 八代目 桂文楽 「寝床」「悋気の火の玉」