有坂汀の音楽レビュー

私、有坂汀が今まで聞いていた音楽や、最近お気に入りの音楽をアルバム中心に紹介するブログです。

フィドラー・オン・ザ・ルーフ(屋根の上のヴァイオリン弾き)

ミュージカルのテーマ曲をジャズにアレンジし、

心に響かせるソロを奏でるキャノンボール・アダレイ充実期の

作品なんだそうです。彼の経歴や演奏そのものは正直言って

あまり知らなかったのですが、名前だけは知っていて、有名な

ジャズメンであると言う事で、聞いたのがきっかけでした。

日本国内では初めてCD化されたということに加えて、

『ジャズ名盤ベスト&モア999シリーズ』ということで、

1000円も出せばこの名演が聞けることも大きなところであると

思います。表題曲である『屋根の上のヴァイオリン弾き 』は

確か映画にもなっていたということで名前だけは

知っていましたが、実際にこうして聞いてみると、なんとも

味わいのある曲でステキなものであるということが

よくわかりました。そのほかにも

『ナウ・アイ・ハヴ・エヴリシング』や、

『リトル・ボーイ・ウィズ・ザ・サッド・アイズ』そして、

『愛しているかい?』も個人的には素晴らしかったです。

ジャケットの絵もとてもキュートで、

いいアルバムでございました。

フィドラー・オン・ザ・ルーフ(屋根の上のヴァイオリン弾き)

フィドラー・オン・ザ・ルーフ(屋根の上のヴァイオリン弾き)