川畠成道◎クライスラーを弾く
ヴァイオリニスト、川畠成道さんの11枚目のアルバムです。
僕が彼のことを知ったのは空手家の宇城憲治先生の対談連載で、
宇城先生が川畠氏に空手の型の一部を教えている姿が印象的でした。
僕はこれを18トラック中、9トラックずつ2日に分けて聞いていて、
収録されている楽曲は
- ウィーン奇想曲(クライスラー)
- 美しきロスマリン(クライスラー)
- 愛の喜び(クライスラー)
- ユモレスク Op.101-7
(ドヴォルザーク/クライスラー編) - 愛の悲しみ(クライスラー)
- ジプシーの女(クライスラー)
- 精霊の踊り(グルック/クライスラー編)
- アンダンティーノ(クライスラー)
- タンゴ Op.165-2(アルベニス/クライスラー編)
- おもちゃの兵隊の行進曲(クライスラー)
- 中国の太鼓(クライスラー)
- インドの歌
(リムスキー=コルサコフ/クライスラー編) - アンダンテ・カンタービレ Op.11
(チャイコフスキー/クライスラー編) - コレルリの主題による変奏曲
(タルティーニ/クライスラー編) - 踊る人形(ポルディーニ/クライスラー編)
- ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
(クライスラー) - ロマンス Op.94-2(シューマン/クライスラー編)
- オールド・リフレイン(ブランドル/クライスラー編)
僕はフリッツ・クライスラーのことを全く知らずに聞き始めたのですが、
とても素晴らしかったです。川畠氏は著作の中で、
20世紀を代表するヴァイオリニストであり
作曲家・編曲家でもある彼のことを本当に尊敬しているのだそうです。
後付けの知識なのかもしれませんが、演奏の中にこめられている
彼の『思い』はクライスラーに対するものだったんだなと、これを
書きながらそんなことを考えておりました。
- アーティスト: 川畠成道,クライスラー,寺嶋陸也
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2011/08/24
- メディア: CD
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