ヤナーチェク:シンフォニエッタ
タイトルでピンときたかともいらっしゃるでしょうが、
初めて読んだときは久しぶりに小説に三日時間をとられました。
芥川賞とったくらいの小説なら30分くらいで読み終えてしまうので。
ここではさらりとしか触れませんが、内容はスポーツジムで
インストラクターをしながら裏でドメステイック・ヴァイオレンスの
被害に遭った女性の配偶者を暗殺する『青豆』という女性と
小説家を志しながら予備校の数学講師をしている
『天吾』という男性の物語が交互に展開される。というものです。
僕は読んでいる途中でブツブツと物語が途切れるのがイヤだったので、
作者の意図をまったく無視して青豆は青豆、天吾は
天吾の物語を片方ずつ、最後まで読みました。
青豆の話で最後のほうに、青豆の死が暗示されている
描写がありますが、結末は結果オーライです。
後づけで申し訳ありませんが、作中に、今回ここで
という曲が象徴的に使われております。小説を読んでから
曲を聞きましたが、なるほどと思いましたとさ。
- アーティスト: アンチェル(カレル),ヤナーチェク,チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2004/12/01
- メディア: CD
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