有坂汀の音楽レビュー

私、有坂汀が今まで聞いていた音楽や、最近お気に入りの音楽をアルバム中心に紹介するブログです。

シベリウス&ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲

「美人だなぁ…。」

ジャケットに掲載されている諏訪内晶子さんのポートレートをみて、

単純にそう思ってしまいました。

このアルバムはそんな彼女が『20世紀の名作』といわれる

シベリウス「ヴァイオリン協奏曲 ニ短調」に加えて、

そのカップリングとして、ウォルトン生誕100年の記念年(2002年時)に

録音された、「ヴァイオリン協奏曲 ロ短調」を収録した

アルバムであります。

クラシック音楽に限らず、音楽はいい音質で聴きたいものだなぁと

常々思っているわけですが、昨今ではYoutubeなどの動画サイトに

「落ちて」いるものが出回っているので、CDが売れず、その中でも

クラシック関係は特に大変だ、という話を耳に挟んだことが

以前あります。

それはさておいて、曲及び作曲者の背景はブックレットに譲るとして、

諏訪内女史の伸びやかなヴァイオリンの調べは、夕方の時間に聴くには

本当にマッチしていて、これを聞いている1時間あまりの時間は、

「豊穣」という言葉を実感するものでありました。

 

シベリウス&ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲

シベリウス&ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲