マイ・ピアノ・カヴァーズ~J-POP IN JAZZ
ビージー・アデール。僕は彼女の事はこのアルバムを聞くまであまり
知りませんでしたが、ジャズ・ピアノ界の中では有名な方だとブックレットを
見て、初めて知りました。このアルバムはそんな彼女が日本のポップスを
ジャズにアレンジして弾いたものでありまして、1950年代~2010年代までの
日本の名曲11曲が、ジャズ風にアレンジされてあって、日ごろ聞きなれた
曲がこのようにアレンジされていると、また違った魅力が出てくるのだなと、
聞きながらそんなことを考えておりました。
「卒業写真」「ただ…逢いたくて」「夢で逢いましょう」なども、聞いていて
心地よく、早乙女道春によるアートワークと解説も、とても魅力的なつくりに
なっております。
僕は最近、CDで音楽を聴くのは夜と相場が決まっているわkですが、こういうときに
例えばギンギンのパンクやヘヴィ・メタルは流せないわけで…。自然と
こういうアルバムになってしまうわけですが、それがむしろいいのかもしれません。