有坂汀の音楽レビュー

私、有坂汀が今まで聞いていた音楽や、最近お気に入りの音楽をアルバム中心に紹介するブログです。

能楽囃子~至高の四重奏

このCDを僕はなぜか埴谷雄高氏の小説『死霊』を読みながら

聞いていました。作品世界と妙にマッチしておりました。

日本の古典芸術を代表する“能”の音楽「能楽囃子」を収録した楽曲で、

聞くきっかけになったのは単なる偶然だったのですが、結果としては

よかったのでそれはそれでいいかなと思っております。

僕はそっちの世界の事はまったくわからないのですが、ここで

使用されている楽器は四拍子と言われる「笛」「鼓」「大鼓」

「太鼓」のみによって演奏されるもので、その独特な世界観が焼き

付けられていて、聞いていてとても心地よかったです。

内容説明によると、『究極のアンサンブルを最高のメンバーで収録』

だそうで、まったく予備知識が無いままこの文章を書いている

わけですが、これを読んでさもありなんと思ってしまいました。

こういう楽曲が流れているのはNHKが確か多かったり、DVDもリリース

されているので、もっとほかのものも聞いたり見たりしてみようかなと、

そんなことを考えております。

 

能楽囃子?至高の四重奏

能楽囃子?至高の四重奏