ソニー・ロリンズ・プラス・フォー
ソニー・ロリンズ。僕が彼の名前を初めて知ったのはたぶん高校時代のことで、
当時から聞き始めたザ・ローリング・ストーンズのメンバーの一人で、ドラムを
担当するチャーリー・ワッツがジャズについても造詣が深く、『刺青の男』で
彼をゲスト・ミュージシャンに迎えたというエピソードを聞いたことが
あったからでした。僕はあまりジャズについては正直なところ、まだまだ
勉強中の部分があり、『通』な方からすればどうしようもなくレベルが低いことを
書いているというのは自分自身が一番良くわかっております。
さて、それはさておき、本作は、伝説のブラウン=ローチ・クインテットが、
ソニー・ロリンズのリーダー名義で発表した作品。なんだそうです。
僕はこれを書く前にライナーノーツに目を通しているはずなのですが、それも
さっぱりでございまして。収録されている楽曲も
1. ヴァルス・ホット (MONO)
2. キス・アンド・ラン (MONO)
3. 胸に歌があふれ (MONO)
4. 眠れぬ夜は (MONO)
5. ペント・アップ・ハウス (MONO)
の5曲で、アルバム全体の時間も30分を少し越えるという
少し短めのものでしたが、聞き始めて、その『濃密さ』と
いうものに感動してしまいました。これを聞いていたときは
ちょうど曇り空で、読みかけの本を読みながらだったのですが、
このシチュエーションがまた良かったのでしょう。
スッと自分の耳と心の中に入ってきたような気がしてなりません。
- アーティスト: ソニー・ロリンズ,クリフォード・ブラウン,リッチー・パウエル,ジョージ・モロウ,マックス・ローチ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2013/08/21
- メディア: CD
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