青春の叫び
ブルース・スプリングスティーンのセカンドアルバムです。
ディランの『亜流』としてのデビュー・アルバムよりもさらに、
ロックンロール・ミュージシャンとしての方向性がくっきりと
打ち出されたアルバムであると思います。
痛快なオープニング曲である『Eストリート・シャッフル』から
『ニューヨーク・シティ・セレナーデ 』まで、
一気に息をつかせない展開になっていると思います。
『ロックンロールの未来』という
彼につけられたキャッチフレーズに
ふさわしい失踪かな触れるアルバムで、後の傑作である
『ボーン・イン・ザ・USA』等にも
つながる展開だなと、
そんなことも考えながら、
このアルバムを聞いておりました。
社会派のソングライターとしてその才能が開花しつつある
彼の当時のヴィヴィッドな感覚が凝縮されている。
そんなアルバムであると思っております。
- アーティスト: ブルース・スプリングスティーン
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2005/06/22
- メディア: CD
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