戦場の華
僕が20歳の頃からその存在を追い続けている
女性ミュージシャンがおりまして。彼女の名前は亜矢。
一時期ロックシーンの話題を総なめにしてから
ふっとわれわれの前から姿を消したアーティストです。
僕は何をしているときでも、片時も彼女の存在を忘れたことがなく、
彼女が現在どこで何をされているかということが、
非常に気になって仕方がありません。このアルバムは
彼女がデビューしたときのもので、ゲストとして参加したミュージシャンが、
NIRVANA・SoundGarden・PearlJamと、
90年代にロックシーンを席巻した
グランジ・ムーブメントの立役者たちで、
彼女のも奏でる音楽もその影響をふんだんに受けた物でございました。
彼女のことを最初に知ったのは
『選択の朝』という曲で。
英語版と日本語版の2つがあるのですが、
扱っているテーマがなんと「10代の女性の妊娠・中絶」で、
なんとも重いものを扱っているなというのが
興味を持ったきっかけでした。個人的に気に入っているのは、
『ANGERICA』『ジョナの日記』『KING OF PAIN』で、
聞いていても当時新人だった彼女が
これだけの世界観や個性、そのアーティスト性を
確立していたかについて、とても驚かされます。
彼女がもう一度音楽シーンに帰ってきてくれることを
祈りつつ、現在入手が難しくなっている
このアルバムができるだけ多くの人に、
聞いてもらえたらと、そんなことを願ってやみません。
- アーティスト: 亜矢
- 出版社/メーカー: BMG JAPAN
- 発売日: 2002/04/24
- メディア: CD
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