有坂汀の音楽レビュー

私、有坂汀が今まで聞いていた音楽や、最近お気に入りの音楽をアルバム中心に紹介するブログです。

冬の散歩道 ~S&Gスター・ボックス

僕がコレを始めて聴いたのは、今からもう何年も前の話で、彼らの名曲である

「明日に架ける橋」が何度目かのマイブームになっていた頃であったと

この文章を書きながら思い出しております。

この作品はサイモン&ガーファンクルの中で誰もが一度は聞いたことが

あるであろうという名曲を網羅した日本独自編集のベスト版です。

「サウンド・オブ・サイレンス」、「スカボロー・フェア」

「59番街橋の歌(フィーリン・グルーヴィー)」

「コンドルは飛んで行く」など。数々のCMやドラマの主題歌や

挿入歌として使われ、聞くものの心をいつまでも魅了して止みません。

 

 

 

 

 

冬の散歩道 ?S&Gスター・ボックス

冬の散歩道 ?S&Gスター・ボックス

 

 

 

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年録音)

この人にとって始まりと終わりは同じところにあった。

そんなことを僕に感じさせたアルバムです。

伝説のピアニスト、グレン・グールドは1955年にこの作品の

センセーショナルなパフォーマンスで一躍有名となり、

その26年後。同じ曲を収録し、結果的にそれが「白鳥の歌

となったことはあまりにも有名です。

このグレン・グールドJ.S.バッハの「ゴールドベルク変奏曲」は

かのスティーブ・ジョブズ氏も生前に愛聴していた曲の

一つだそうです。

公認自伝によると、彼のiPodにはこのアルバムと55年の

ヴァージョンが入っていて、ジョブズ氏は81年版のことを

「人間的な成熟を感じる」

という趣旨のことを語っていたことを思いだしました。

僕もまた、幾度も聴き直したい名盤だと思っております。

 

 

 

 

 

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年録音)

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年録音)