ジャズ
現代ジャズ・ピアノ界の名プレーヤーの一人であるキース・ジャレットと、 これまたベース界の巨匠であるチャーリー・ヘイデンが30年ぶりに再会し、 セッションを重ねて完成されたアルバムです。 60年代には同じグループで演奏し、その後は別々の道を歩んだ二…
このアルバムは、75年の「パブロ」吹き込み初のものだそうです。 僕はこのアルバムについては、正直予備知識はまったくなく、 ただ、感覚的に借りて、聴いていたものです。 だからこそ、いいのかもしれませんが、もし僕にこのアルバムに ついての知識や演奏…
村上春樹の「1Q84」で話題となったヤナーチェクの 『シンフォニエッタ』僕がこのアルバムを聞く きっかけになったのはそれをヤナーチェクと同じ チェコ・ジャズ界の大物,エミール・ビクリッキーが ジャズとしてアレンジして演奏しているから、 ということで…
本アルバムは、アート・ペッパーによる伝説の ヴィレッジ・ヴァンガード・ライヴを収録した 第4弾ライヴ・アルバムであります。 僕もここ数日は彼のアルバムを聞き続けて まいりましたが、そのどれもがいいものでありました。 ここにはアルト・サックスに加…
本作品はアート・ペッパーの完全復活を 決定付けた伝説のヴァンガード・3デイズのうち、 2日目に行われたライヴ録音をCD化したものです。 これは個人的な思い入れなのかもしれませんが、 順風満帆な人生を送っている人間が作っているもの (実際に生きる人生…
ジャズの名曲、名演を2枚にたっぷりと収録したアルバムです。 全30曲分、時間に換算すると2時間以上もあるアルバムを一気に聞いたので、 それなりに根気と集中力がいるものでございました。しかし、それだけの 見返りがあり、今の今まで 「あ、この曲は今ま…
ビバップの反動として1940年代の後半に生まれた白人寄りの傾向をもつジャズである 「クール・ジャズ」という概念をつくった意義深いアルバムです。 ジャズがそんなに詳しくない僕でも、マイルス・ディヴィスの名前と 『クールの誕生』というアルバムのタイト…
毎度のことでございますが、僕はジャズを聴いているときは アーティストのことはほとんど知らない、もしくは 名前くらいは…。という程度の事前知識しかなく、聴き終えて 背景を調べて書いているというなんとも『泥縄』のブログ記事で ございます。今回聞いて…
ソニー・ロリンズ。僕が彼の名前を初めて知ったのはたぶん高校時代のことで、 当時から聞き始めたザ・ローリング・ストーンズのメンバーの一人で、ドラムを 担当するチャーリー・ワッツがジャズについても造詣が深く、『刺青の男』で 彼をゲスト・ミュージシャン…
ミュージカルのテーマ曲をジャズにアレンジし、 心に響かせるソロを奏でるキャノンボール・アダレイ充実期の 作品なんだそうです。彼の経歴や演奏そのものは正直言って あまり知らなかったのですが、名前だけは知っていて、有名な ジャズメンであると言う事…
日本を代表するサックス・プレイヤー、渡辺貞夫氏が本格的な演奏活動を始めた 1951年から、60周年となる2011年にリリースされる記念アルバムです。これを手にしたのは まったくの偶然で、渡辺氏が世界的なジャズメンであることは知っておりましたが、 本格的…
このアルバムを手にしたのはまったくの偶然でした。 川嶋哲郎カルテットというのは有名な方なのですね。 しかし、今思えば全く先入観の無い状態で聴いたからこそ、 結果的にはそれが良かったのかもしれません。 安田幸司(b)、長谷川ガク(ds)と、田窪寛之(p)…