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有坂汀の音楽レビュー

私、有坂汀が今まで聞いていた音楽や、最近お気に入りの音楽をアルバム中心に紹介するブログです。

クラシック

R;K works サティ・ピアノ・アルバム

RYUICHI名義でLUNA SEAおよびTourbillonのボーカリストを担当 している事でも有名な河村隆一氏ことЯ・Kが クラシカル・ミュージックに初挑戦した作品になります。 僕がこの作品を聴いていたのは中学か高校時代の事で、 庵野秀明監督が撮影した初めての実写映…

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年録音)

この人にとって始まりと終わりは同じところにあった。 そんなことを僕に感じさせたアルバムです。 伝説のピアニスト、グレン・グールドは1955年にこの作品の センセーショナルなパフォーマンスで一躍有名となり、 その26年後。同じ曲を収録し、結果的にそれ…

ヤナーチェク:シンフォニエッタ

タイトルでピンときたかともいらっしゃるでしょうが、 今回のテーマは村上春樹の『1Q84』です。 初めて読んだときは久しぶりに小説に三日時間をとられました。 芥川賞とったくらいの小説なら30分くらいで読み終えてしまうので。 ここではさらりとしか触れ…

リュミエール

繊細で多彩な音色を自在に操る気鋭の クラシック・ギタリスト。村治香織参のことを 初めて僕が知ったのは『情熱大陸』でした。 彼女は高校卒業後、最も多感な時期にパリに 留学しており、このアルバムには彼女が吸収した フランスのテイストが存分に入ってお…

風のしるし-左手のためのピアノ作品集

ピアニスト、舘野泉。僕が舘野氏のことを知ったのは漫画家 山田玲司氏の対談漫画『絶望に効くクスリ』からでありました。 40年に及ぶ演奏活動と100枚以上のアルバムをリリース してきたというキャリア持つ舘野氏が脳梗塞に倒れ、 3年間のリハビリの末に右手…

リスト:超絶技巧練習曲

アリス=紗良・オット。 彼女の僕が初めてことを知ったのはかなり昔に見た『情熱大陸』に 彼女が出演していた回でした。これは僕の偏見であることは 重々承知の上ですが、クラシック系のアーティストの女性は 押しなべて美人が多いような気がして仕方がない…

ウィ・ウィル・ロック・ユー ~クイーン・クラシックス

僕がこのアルバムを聞いたのはまったくの偶然でした。 ビートルズ来日の年をその名に掲げた、4人からなる クラシカルユニットである『1966カルテット』 若い娘さんで構成されたこのユニットは2010年CD 「ノルウェーの森 ~ビートルズ・クラシックス」 でデ…

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.5(第12,13番)(紙ジャケット仕様)

『孤高の天才』 という言葉がこれほどぴったり来る人がおそらく、空前絶後と 言ってもいいくらいに有名なピアニスト、グレン・グールドによる ベートーヴェンのピアノ・ソナタ12番と13番を収録したものです。 彼が製作したアルバムは、本作で76作目とのこと…

シベリウス&ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲

「美人だなぁ…。」 ジャケットに掲載されている諏訪内晶子さんのポートレートをみて、 単純にそう思ってしまいました。 このアルバムはそんな彼女が『20世紀の名作』といわれる シベリウス「ヴァイオリン協奏曲 ニ短調」に加えて、 そのカップリングとして、…

ヴィヴァルディ:四季

『カラヤンの秘蔵っ子』として名高いアンネ=ゾフィー・ムター によるヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集『四季』と、 タルティーニの『悪魔のトリル』を収録した1枚です。 この作品は、彼女がドイツの現代画家であるグラウプナーの 絵画に触発されて指揮…

サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲 第3番 ロ短調 op.61 他

このアルバムは夜寝る前に聴いていて、クラシックの効果も あったのでしょうか。心地よく眠ることができたという意味で、 とても感謝しております。 指揮を執ったのはフランスの重鎮:ジャン=ピエール・ヴァレーズ という方だそうで、僕はこのアルバムを聞…

グリーグ:室内楽曲集

このアルバムは作曲をしているグリーグもノルウェー人ならば、 演奏をしているチェロのトゥルルス・モルクも ピアノのホーヴァル・ギムセも またノルウェー人であるという布陣で演奏されている1枚であります。 2000年に録音された、グリーグの室内楽の名品…

五嶋龍 リサイタル

日本を代表する若手ヴァイオリニスト・五嶋龍氏の アルバムです。ハーバード大学を卒業し、本格的に 演奏活動を開始したときのもので、僕はこれを聞き ながら、端正なルックス。卓越したヴァイオリンの 技量。ハーバード大学卒業という学歴、それに加えて 松…

バッハ:2台のピアノのための協奏曲第2番、モーツァルト:2台のピアノのための協奏曲

このアルバムを聞くきっかけは別に 何とはなしだったのでありましたが、 聞いて良かったです。 このアルバムは「クラシック名盤999ベスト&モア」 シリーズ第4期だそうで、録音年:は1956/1955 なのだそうですが、今聞いていても本当に音室が クリアーで、これ…

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」/シューマン:ピアノ協奏曲 他

僕はこのアルバムを聞くまでは一切知らなかったの ですが、このアルバムでピアノを弾いている エフゲニー・キーシンという方は斯界の「神童」 と囁かれていた方だそうで、その演奏を聴いていても 「あ、なるほどなぁ」 と思わせるものでありました。 本作に…

ドヴォルザーク:弦楽四重奏のための「糸杉」他

このアルバムは昨日の夜に聞いておりました。 ドヴォルザークといえば交響曲『新世界』などが メジャーどころでありますが、こういう 弦楽四重奏曲も素晴らしいものがあり、これを聞きながら コーヒーを口にするのはこの上もない至福の時間で あるということ…

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第2番&第4番(パールマン)

この文章を書く前に、付録にあるライナーノーツを 読んでいたわけですが、正直なところ、僕はクラシックの 専門家ではありませんので、曲のできた経緯や背景、 第2,4番それぞれの楽章の解説も 「あぁ、そうなんですかねぇ」 としか言いようがないのでありま…

チャイコフスキー:交響曲第6番<悲愴>

チャイコフスキーの交響曲『悲愴』。この存在を知ったのは『マンガの神様』こと手塚治虫先生が 名作『ジャングル大帝』のクライマックスのムーン山でのシーンを描ききる際、部屋の中に 大音量でかけながら描ききったというエピソードからでした。ここでは『…

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番、第2番

クリスティアン・ツィンマーマンと 小澤征爾率いるボストン交響楽団による ラノマニノフのピアノ協奏曲第1番と第2番です。 モスクワ音楽院の卒業試験の為に書かれ、 後年改作を施して決定稿が完成した第1番と、 近代的なピアノ技法や力強いダイナミズムに 端…

川畠成道◎クライスラーを弾く

ヴァイオリニスト、川畠成道さんの11枚目のアルバムです。 僕が彼のことを知ったのは空手家の宇城憲治先生の対談連載で、 宇城先生が川畠氏に空手の型の一部を教えている姿が印象的でした。 僕はこれを18トラック中、9トラックずつ2日に分けて聞いていて、 …

宮本笑里 for

ヴァイオリニスト宮本笑里が2010年にリリースしたアルバムです。 彼女の本領であるクラシック曲や、CMなどで話題となった曲が 詰まっていて、僕はこれを一度通して聞いていたのですが、 集中して聞くことができて、とても意義深いものでありました。 日本テ…

辻井伸行 展覧会の絵

ピアニスト・辻井信行氏による「マイ・フェイヴァリット・ショパン」に 続く海外録音ソロ・アルバムです。タイトルはピアノ音楽の最高峰というべき ムソルグスキーの「展覧会の絵」とリストの曲が収録されております。 ご存知の方には『常識』なのでしょうが…

夢やぶれて

このアルバムは以前聞いていたのですが、この記事を書くためにもう一度 聞きなおしておりましたが、やはり良かったです。彼女の事を初めて 知ったのはビートたけしの『テレビ特捜部』でイギリスのシロウト オーディション番組である『ブリテンズ・ゴット・タ…

シューベルト:4つの即興曲

ピアニスト。クリスティアン・ツィマーマンによるシューベルトの 『4つの即興曲』を演奏したものです。「D899 作品90」と シューベルトの遺作である「D935 作品142」の2つが 収録されております。ライナーノーツによると彼はひとつの曲を自分の ものにするの…

debut

日本のピアニスト辻井伸行氏による、待望のCDデビューアルバムです。 DISC1にはショパン・リスト・ラヴェルの曲が収録されており、 DISC2には自身が作曲したオリジナル曲が収録されております。 昨日改めてこれを聞いていたのですが、夜長には素晴らしい楽曲…

ワン・チャンス

『携帯電話のセールスマンから大スターになった男』 そんな絵に描いたようなシンデレラストーリーを生きた男。 ポール・ポッツのデビュー・アルバムです。僕は彼を初めて見たのは ビートたけしがホストを勤める『世界まる見え!テレビ特捜部』という 番組か…

グリーグ&シベリウス:北欧音楽の新伝説 2

これを手にとって聞いたきっかけはまったくの偶然でした。 札幌には4年住んでいたことがあるので土地勘があります。 ここでは通常の札幌コンサートホールでの収録ではなく、 札幌芸術の森アートホールでのセッション録音で、 高音質なSACDハイブリッド盤…

ピクチャーズ

2012年にデビュー5周年を迎えた女性ピアニスト、 アリス=紗良・オットの通算5枚目となるアルバムです。 僕は彼女のことを情熱大陸で見て以来、ときどき彼女のアルバムを 聴いております。本作は、今までスタジオ、レコーディングによって 作品を発表してきた…

ブラームス:間奏曲集/4つのバラードより/2つのラプソディ

僕がグレン・グールドを知るきっかけとなったのは 映画『羊たちの沈黙』にて、 ハニバル・レクター博士が脱走する際に警官を 撲殺していたシーンにかかっていた曲が 『ゴールベルク変奏曲』であることからでした。 で、大学時代に彼に関する評伝や 彼の手紙…

ショパン:4つのバラード、幻想曲、舟歌

僕がショパンを聞くようになったきっかけというのは、 芥川賞作家・平野啓一郎氏の 『葬送』という小説を読んだことです。 内容はショパンとドラクロワの友情を軸に フランスの社会と芸術に生きた人々を描いたもので、 本当に内容は重量級ですが、 読み応え…